医療施設の技師長や、大学の教員なども輩出しています。
そんな卒業生の中から、
診療放射線技術界で今もばりばりと頑張ってくれている先輩方を
このページで順次紹介していきたいと思います。
★先輩ファイル2 倉敷中央病院 中川 裕理さん★
彼女は学生時代から、明朗快活で、すべてにおいて円転滑脱で、
アルバイト(寿司屋、居酒屋)も、クラブ活動(ラクロス部)もこなし、
勉強においても優秀でした。
川崎学園が標榜する「ひとをつくる、体を作る、医療知識を極める」を
実践できる数少ない学生の一人でした。
今は、倉敷中央病院の3年目で、MRI部門で活躍されています。
彼女の学生時代や、現在の姿は、今後診療放射線技師を目指す後進たちにとって
非常に参考になると確信し、今回登場していただき、
忙しい中アンケートに答えていただきました。
1)卒業生から見た川崎学園の伝統や学校の良さ
川崎学園は医療だけでなく、福祉についても学べるカリキュラムや
実習などの体制が整っており、今でもその学びや経験が多くの場面
で役に立っています。また、在学中、生方は生徒一人一人に親身に
なって勉強や進路について相談に乗ってくださいました。
2)診療放射線技師として感じる業務の楽しさ、厳しさ、使命、やりがい
放射線技師として、医学や技術の進歩についていくためにも
常に新しい情報を入手して、学び続ける姿勢が大切であると日々
感じています。そんな中でも、検査後に患者さんに感謝されたときに
1番やりがいを感じます。
3)学生時代の思い出、やり残したこと、反省
試験前や実習など大変な時期でも一緒に励まし合える友達が
いたからこそ頑張れました。私は試験前に詰めて勉強すること
も多かったため、あまり知識が定着していなかったので4年生
になってからの国家試験の勉強はほぼ一からでした。日々苦手
を潰してコツコツ勉強しておくべきだったと反省しています。
4)アルバイトや、クラブ活動をうまくこなすために心がけていたこと。
自由な時間がある大学生活を楽しむために、やるときはやると
いうメリハリを大切にしながら、アルバイトとクラブ活動にも
取り組んでいました。アルバイトに関しては時間調整しやすい
ところを選んでいました。
5)現在の目標
多くの検査をしていく中で、最低値で満足するのではなく、常
に最大値を目指して今後も知識向上、スキルアップしていきたい
と思っています。
6)受験生・在学生へひとこと
一度きりの大学生活、勉強に遊びに充実した日々を送って
思いっきり楽しんでください。
学生時代から明るく、クラスのムードメーカーで人気者でした。
川崎医科大学附属病院に就職してからは、
後輩たちを引っ張る”良い兄貴”として、頑張ってくれています。
彼の姿を見て、学生時代やんちゃだった後輩たちが、
今は立派な診療放射線技師として働くようになっているのを見ると、
彼の影響力はすごいのだなと感じざるを得ません。
臨床実習にやってくる学生たちにも、
ときには優しく、ときには厳しく指導し、
親身になって接してくれている姿をよく見かけています。
大学の教員としては、非常にありがたい存在です。
現在、CT部門で活躍していて、日本放射線技術学会、日本放射線技師会、
日本CT技術学会に所属し、学会発表は17回、原著論文を2編を執筆
しています。
その働きぶりや、人間性から、いずれ川崎医科大学附属病院の中核と
なってくれる人材と信じています。
そんな森分さんに、アンケートに答えてもらいました。
伝統や学校の良さとはなんですか?
そして附属病院での臨床実習が見学実習ではなく、実践実習であること。
また、附属病院の診療放射線技師と大学の先生との関係性が密であること。
最後に何と言っても、学生の皆さんが立派な診療放射線技師になるまで
大学の先生方がしっかりとサポートしてくれるところだと思います。
遊び方やテストの傾向など、色々な事を教えていただきました。
もっとその時の現状を楽しむことが足りていなかったように思うので、
今の学生さんにはやらないといけないことが多くあると思いますが、
遊びの方もしっかり満喫していただきたいと思います。
ところです。すべては患者さんのために。